こんな悩みを解決できます。
僕は車業界12年の経験があり、イヴォークを2台乗り継いでいます。
実際に僕が交換した手順を細かく解説しますので、この記事を読み終わるころには、あなたもイヴォークのバッテリー交換ができるようになるでしょう。
作業工程は簡単でしたが、何が大変かっていうとバッテリーがめちゃくちゃ重かったことです、、、
いけるでしょ!って感じで作業しましたが、取り出しに一番時間が掛かりました(笑)
車両情報
- レンジローバーイヴォーク
- 型式:CBA-LV2A
- 初年度登録:2015年(H27) 3月
- グレード:ダイナミック
- アイドリングストップ搭載車(サブバッテリー有)
目次をチェック
バッテリー詳細
ランドローバー純正品のバッテリーと今回交換したVALTA製バッテリーの品番や詳細を解説します。
・ランドローバー純正バッテリー
VALTA製 「AH52-10655-AB」「12V 80Ah」
純正もVALTA製です。欧州車に使用されていることが多いようです。
AGMバッテリーなので、いわゆるドライバッテリーってやつですね。
「Absorbed Glass Mat」の略です。通常のバッテリーのように電解液が入っているのではなく、グラスマットにしみこませている構造です。
電圧はかなり低くて、テスターで測ったら要交換レベルでした。
エンジンは掛かってたんですが、充電するよりも交換したほうがイイねって感じです。
・VALTA製バッテリー
VALTA シルバーダイナミック F21 AMGバッテリー L4「580‐901‐080」
こちらはVALTAのバッテリー適合表で見ると、「570‐090‐076」ケースサイズL3となっていました。
いろいろと調べたら、今回交換した品番で大丈夫そうでしたし性能ランクも上です。
実際に純正バッテリーと同じサイズでした。
適合表のバッテリーは1サイズ小さいようですね。
Amazonで買いましたが、【ドイツ製】と【韓国製】があるので要注意です。
【ドイツ製】を選ぶようにしましょう。
交換手順
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1バッテリーを格納しているカバーを開ける
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2ダクトを外す
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3タワーバーを外す
13mmのソケットで回せます
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4バッテリーケースの枠を外す
画像の赤い〇のボルトはバッテリー固定金具ですので、サクッと外します。(ヘッドサイズ10mmです)
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5端子を外す
バッテリー本体が思った以上に重いのと、配線が邪魔して取り出しに時間が掛かりました、、、。
プラス端子が接触しないように、マイクロファイバーと布テープで覆って、ボンネットダンパーに固定しました。
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6バッテリー本体交換
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7元に戻す
取り付けた順番の5~1の順で、元に戻したら完成です。
気を付けること
バッテリーは想像以上に重いです。エンジンルームから持ち上げるのが大変なことと、
各端子に配線がまとまって付いていて、取り外しの際に邪魔になります。
上手くよけながら作業しましょう。
できればバックアップ電源を取りながら作業すると、各種設定がリセットされないので便利です。燃費とかトリップ表示もゼロになりますが、僕は使いませんでした(笑)
システム系で再設定したのは時計くらいです。
オーディオの設定は変わってませんでした。ラッキー。
最も重要なのは、パワーウインドウの設定です。
バッテリーのマイナス端子を外したり、ジャンプアップなどをした際は、
パワーウインドウの設定もリセットされ、オートで上がらなくなります。
これはスイッチ操作で簡単にできるので必ず行いましょう。
設定方法
エンジンON(イグニッションONでも可)の状態、まずはウインドウスイッチを操作します。
窓ガラスを上げ切った状態で、そのままスイッチを押しっぱなしにして3〜5秒ほどキープ、下げ切った状態で同じ操作を行って完了です。
4枚ドアであれば、4箇所それぞれを行います。
上手くいかなければ何回かトライするか、一旦バッテリーのマイナス端子を外してやり直すとよいと思います。
まとめ
作業時間は20〜30分程度かと思います。作業工程自体は簡単なのですが、
なにせバッテリーが重いし、バッテリーケースから取り出すときと、入れるときは少し手こずります。
力も入りづらい位置での作業なので、脚立みたいな足場があると便利かも。
とにかくバッテリーが重いので、落とさないように気をつけましょう。
やってみると意外とできちゃいますので、まだチャレンジしたことない方はやってみてはいかがでしょうか?
愛車を自分でメンテナンスすると今以上に愛着も湧きますよ。