目次
はじめに|アナリティクスを使えば、ブログがもっと育つ!

そんなモヤモヤ、ありませんか?
実はこれ、僕が最初にブログを始めたときに一番悩んだことです。
WordPressでブログを立ち上げて、記事も書いて投稿した。
でもアクセスがあるのかないのか分からない…。誰がどんな風に見てくれてるのか、まるで手応えがない。
そんなときに必要なのが、Googleアナリティクスというツール。
これを導入すれば、あなたのブログにどれくらいの人が来て、どの記事を読んで、どれくらいの時間滞在していたか、まるわかりになります。
つまり、「ブログがちゃんと育ってるか?」を教えてくれるのがアナリティクスなんです。
この記事では、39歳から副業ブログを始めた方に向けて、
「アナリティクスってなに?」「どうやって設定するの?」「どこを見ればいいの?」をやさしく解説します。
読み終わるころには、「あ、これでいいんだ!」とスッキリして、ブログ運営がちょっと楽しくなるはずです。
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1. Googleアナリティクスとは?|ブログの“健康診断ツール”
ブログを始めたばかりの頃は、「とにかく記事を書けば誰かが読んでくれるだろう」と思いがちです。
ですが実際は、記事を公開したその後が本当のスタートライン。
ここで登場するのが、Googleアナリティクスです。
これは一言でいうと、あなたのブログが今どうなっているかを「見える化」してくれる無料のアクセス解析ツールなんです。
なぜ「健康診断ツール」と呼ばれるのか?
Googleアナリティクスは、ブログのあらゆるデータを記録・分析することができます。
たとえば、
- 何人の人がブログを訪れたか(アクセス数)
- どの地域・デバイスから来ているか
- どんな記事が読まれているか
- 1ページあたりどれくらいの時間読まれているか
- 読者がすぐに離脱していないか(直帰率)
- 検索から?SNSから?どこ経由で来たのか(参照元)
これらの情報は、まさにブログの健康状態をチェックするための「血圧測定」や「レントゲン」のような存在。
「がんばって書いたけど誰にも読まれてない…」
「どのジャンルが人気なのかわからない…」
そんな悩みに、数字という客観的な指標で答えを出してくれるのがGoogleアナリティクスです。
こんな悩みを持つあなたにピッタリ
ブログを始めてみたものの、こんなことでモヤモヤしていませんか?
- アクセス数ってどこで見るの?見方がわからない…
- 毎日書いてるけど、伸びてるかどうかが感覚まかせ…
- どこを直せば成果につながるのかわからない…
副業ブログは限られた時間の中で続けていくもの。
だからこそ、「感覚」よりも「データ」を頼りにした方が、ムダがなくなります。
たとえば、こんな感じに分析することができます。
- 「昨日公開した記事、あまり読まれてないな」→ タイトル変えてみよう!
- 「意外と昔書いた記事が読まれてる 」→ リライトして伸ばそう!
- 「昼の時間にアクセス増える 」→ 投稿時間を昼前に変更してみよう!
限られた時間を感覚ではなくデータで動かせる。
これが、Googleアナリティクスを導入する一番のメリットです。
難しく考えなくてOK!初心者にも扱いやすい
「数字とかグラフとか…難しそう」と感じるかもしれませんが、最初に見るべき場所は限られています。
基本の見方さえ押さえれば、1日5分のチェックでも十分。
しかも今は、WordPressと連携できるプラグイン(All in One SEOなど)を使えば、導入のハードルもぐっと下がっています。
まとめると、Googleアナリティクスは「記事を書いたら入れるべき、第二の必須ツール」。
あなたのブログを成長させるために、今どこにいて、どこに向かうべきかの“地図”になってくれる存在です。
次のセクションでは、なぜアナリティクスが必要なのか?という理由をさらに詳しく解説していきます。
2. なぜアナリティクスが必要なのか?
副業ブログを始めたばかりのあなたが、最初にぶつかる壁。
それは「自分のブログが読まれているのかどうか、よく分からない…」ということではないでしょうか?
実は、多くの初心者がこの段階で手探りになります。
そして、なんとなく記事を書き続けてもアクセスが増えず、モチベーションが下がってしまうのです。
そんなときに「数字で教えてくれる相棒」になるのが、Googleアナリティクスです。
アナリティクスは「読者の行動を可視化するツール」
ブログは公開しただけでは誰にも届きません。
大切なのは、「誰が」「どこから来て」「どの記事を読んで」「何秒見たのか」を把握し、改善することです。
たとえばこんなデータがわかります。
知りたいこと | アナリティクスでわかること |
---|---|
記事はどれくらい読まれている? | 表示回数(PV)・ユーザー数 |
どの時間帯にアクセスが多い? | アクセスの時間帯別グラフ |
どのページが人気? | 人気ページランキング |
検索から?SNSから? | 流入元(チャネル)データ |
滞在時間や離脱率は? | エンゲージメント指標 |
なぜ初心者ほど導入すべきなのか?
「アクセスがまだ少ないから、分析なんて早い」と思っていませんか?
それは逆です。
アクセスが少ない今だからこそ、「うまくいっていない原因」を早期に見つけて修正できるのです。
- タイトルのつけ方が悪い?
- SNSからの流入がゼロ?
- ある記事だけ極端に離脱率が高い?
こうしたことが数字で分かれば、ただ記事を書くより成長のスピードが圧倒的に早くなります。
会社員のあなたにも馴染みのある「PDCA」に活用できるアナリティクスは、
仕事でもよく使う「PDCA(計画→実行→評価→改善)」のサイクルを回すうえで非常に役立ちます。
- Plan(計画):どんな記事を書くか決める
- Do(実行):記事を書く
- Check(評価):アナリティクスでアクセス・反応を確認
- Act(改善):読まれている記事の傾向を分析し、次の戦略へ
この「Check(評価)」の部分を担うのがアナリティクスなのです。
アナリティクスがないと、方向音痴で山登りしているのと同じ
例えるなら、地図もコンパスも持たずに山登りするようなもの。
どこに向かっているのか分からないまま、記事を書き続けるのはとても非効率です。
でも、アナリティクスを使えば、次のように自信を持って前に進めます。
「この記事は伸びてる!もっと深掘りしよう」
「このジャンルはニーズがない。方向転換しよう」
「検索流入が増えてきた。SEO対策が効いてるな」
副業ブログで成果を出すには、「なんとなく記事を書く」から「戦略的に改善する」への切り替えが重要。
その第一歩が、アナリティクスの導入です。
初心者でも使えるよう設計されており、設定も無料&簡単。
導入した瞬間からあなたのブログ運営に「数字という武器」が加わります。
3. Googleアナリティクス導入のステップ(初心者向け)
WordPressでブログを始めたばかりの方にとって、Googleアナリティクスの導入は難しそうに感じるかもしれません。
しかし、流れさえ分かればとてもシンプルです。
この章では、39歳の副業初心者でも迷わないよう、画面操作レベルでステップごとにやさしく解説します。
step
1Googleアカウントの準備
Googleアナリティクスを使うには、Googleアカウントが必要です。
すでに持っている人
→ そのアカウントでOK。新規作成は不要です。
持っていない人
→ Googleアカウント作成ページから無料で作成できます。
step
2Googleアナリティクスにサイトを登録
- Googleアナリティクス公式サイトにアクセス
- 「測定を開始」ボタンをクリック
- アカウント名(自分用なので「副業ブログ」などでOK)を入力
- プロパティ設定で以下を入力
・プロパティ名:ブログ名など(例:NaoBLOG)
・タイムゾーン:日本
・通貨:日本円(¥) - 「業種」・・・近い項目がなければ「その他」でOK
- 「ビジネスの説明」・・・個人ブログなら「小規模」でOK
- 「ビジネス目標を選択する」・・・目標によって最初に表示されるレポートが変わりますが、ここは「ベースライン レポートの取得」でOK
step
3データストリームの設定(GA4)
アナリティクスは現在「GA4」という新しい仕組みが使われています。
- 「プラットフォームを選択」→「ウェブ」を選択
- サイトURLを入力(例:https://310nomadlife.com)
- ストリーム名を入力(例:ブログ計測用)
- 「ストリームを作成」をクリック
すると、「測定ID(G-xxxxxxxxxx)」が表示されます。これをメモしておきましょう。
このIDがブログとアナリティクスをつなぐカギです。
step
4ブログとアナリティクスを連携(All in One SEOを使用)
初心者におすすめなのが、「All in One SEO」プラグインを使った連携です。
HTMLコードを触る必要がなく、安全・簡単に設定できます。
WordPressでの手順
- ダッシュボード左側メニュー「プラグイン」→「新規追加」
- 検索窓に「All in One SEO」と入力
- 「今すぐインストール」→「有効化」
アナリティクスIDの設定
- 「All in One SEO」→「一般設定」へ移動
- 「ウェブマスターツール」または「Googleアナリティクス」項目にアクセス(バージョンにより表示が異なる)
- さきほど控えた「G-xxxxxxxxxx」を入力
- 「変更を保存」をクリック
step
5アナリティクス連携の確認
設定が正しくできているかを確認するには、アナリティクスに戻って以下の手順を行います。
- 左メニューの「レポート」→「リアルタイムの概要」へ
- 自分のブログを別タブで開く
- アクティブユーザー数が「1」になればOK!

4. 初心者でも使える!基本の見方とチェックポイント
Googleアナリティクスって、最初に画面を見たとき「なんだこの数字の嵐は…?」と圧倒されがちです。
でも、大丈夫。副業ブログ初心者が最初に押さえておくべきポイントは、実はほんの数か所だけなんです。
ここでは「これだけ見ておけばOK!」というチェックポイントを、会社員のスキマ時間でも確認できるレベルに絞って紹介します。
チェック項目 | 確認できること | 使いどころ・活用例 |
---|---|---|
① 表示回数(アクセス数) | 何人がブログに来たか | 更新した記事の反応をチェック。アクセスの増減がわかる |
② 人気ページ(ページごとの閲覧数) | どの記事がよく読まれているか | 人気記事に関連記事リンクを貼る、さらに深掘りして記事を追加 |
③ 平均エンゲージメント時間 | 記事1本あたりどれくらい読まれているか | 滞在時間が短ければ見出しや導線を改善、長ければ「当たり記事」と判断 |
④ 流入経路(集客チャネル) | Google検索?SNS?どこから訪問してきたか | SNSの運用戦略やSEO施策の見直しに使える |
⑤ 新規ユーザーとリピーター | 新規とリピーターの割合 | ファンが増えているかを確認。リピーターが多い記事はブログの“軸”候補 |
①表示回数(アクセス数)
どれくらいの人がブログに来たか? を見る項目です。
いわゆるPVと呼ばれるものですが、GA4ではPVではなく「表示回数」という指標になっています。
【確認場所】
Googleアナリティクス → レポート → エンゲージメント →「概要」
【何に使う?】
→ ブログの全体アクセス数と「いつ」「どれくらい」読まれているかが分かる。
たとえば、平日はアクセスが少なく、週末に伸びるなら更新タイミングの見直しにも使えます。
②人気ページ(ページ別のアクセス)
どの記事がよく読まれているか?を見る項目です。
自分が思っていた記事よりも、意外なページが読まれていることも。
【確認場所】
Googleアナリティクス → レポート → エンゲージメント →「ページとスクリーン」
【何に使う?】
→ 人気記事がわかれば、そこに内部リンクを追加したり、関連記事を増やすなどの「戦略的育成」ができます。
③平均エンゲージメント時間(滞在時間)
訪問者が1記事あたり何分読んでいるか?を示します。
数秒しか読まれていない記事は、内容の見直しが必要かも。
【確認場所】
Googleアナリティクス → レポート → エンゲージメント →「概要」
【何に使う?】
→ 「滞在時間が短い記事」は見出しや構成の改善ポイントに。逆に、長く読まれている記事は読者のニーズとマッチしているサイン!
④どこから来たのか?(流入経路)
Google検索?SNS?直接URLを入力?
どのルートから来たか を知ることで、プロモーションの効果も見えてきます。
【確認場所】
Googleアナリティクス → レポート → ライフサイクル → 「ユーザー獲得」 or 「トラフィック獲得」
【何に使う?】
→ Twitter(X)やInstagramなど、どのSNSが集客に貢献しているかを判断できる。
時間が限られる副業会社員にとって、どこに注力すべきかを見極める指標になります。
⑤新規 vs リピーター
新規読者とリピーターの比率が分かります。
「リピーター」が増えるほど、ファンが増えてきている証拠。
【確認場所】
Googleアナリティクス → レポート → ライフサイクル →「維持率」
【何に使う?】
→ 読者との関係性が深まっているかを確認できる。リピーターが多い記事は、今後の軸となる可能性大!
「全部は見なくていい」が正解!
アナリティクスには膨大なデータがありますが、最初から全部を追う必要はありません。
まずは上記の5つに絞って、週に1回でも見て分析する習慣をつけることが大切です。
スキマ時間に「今週の記事、どれが読まれてるかな?」と気軽にチェック。
それが、副業ブログを少しずつ【資産】に育てていく第一歩になります。
5. サーチコンソールとの違いは?|「検索される」vs「読まれる」の役割分担
ポイント
結論:分析する目的が違います
Googleアナリティクス(GA)
→「訪問後の動き」を分析するツール。
Googleサーチコンソール(GSC)
→「検索されるまでの動き」を分析するツール。
【比較表】アナリティクスとサーチコンソールの違い
項目 | Googleアナリティクス(GA4) | Googleサーチコンソール(GSC) |
---|---|---|
主な役割 | 訪問者の行動を分析 | 検索パフォーマンスの確認 |
見られるタイミング | ブログに訪問した後の動き | 検索結果に表示された前後の動き |
主なデータ | ユーザー数、閲覧ページ、滞在時間、流入元 など | 表示回数、クリック数、検索キーワード、インデックス状況など |
使い道 | 記事の読まれ方、導線の最適化、人気記事の発見 など | SEO改善、キーワード分析、インデックス確認、検索順位の把握など |
ブログ例での活用場面 | 「この記事、何分くらい読まれてる?」「どのページから来てる?」 | 「どんなキーワードで検索された?」「クリックされてる?順位は?」 |

- アナリティクス(GA)
お店に来た人の行動分析:「どの棚を見てる?何分いた?」 - サーチコンソール(GSC)
看板やチラシの効果分析:「チラシは何人に届いた?反応した?」
ブログの成長には、
- 「読まれる・活かされるようにする(アナリティクス)」
- 「見られるようにする(サーチコンソール)」
両輪が欠かせません。
特に、副業ブログを限られた時間で伸ばしたい会社員にとっては、
「何が効果的かを可視化」できるこの2つは、作業の無駄をなくす最強の武器になります。
「まずは両方導入して、週1でチェックする」ことをおすすめします。
最初は数値の意味がよくわからなくても大丈夫。
1ヶ月続ければ、「おっ、この記事伸びてるな」と肌感でわかるようになりますよ!
サーチコンソールの導入はコチラ
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【初心者向け】39歳からの副業ブログには必須!Googleサーチコンソールの使い方をやさしく解説
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6. まとめ|アナリティクスを使えば、ブログ改善が加速する!
副業ブログを育てるには「書いたら終わり」ではなく、「書いた後の反応を見る」ことが大切です。
Googleアナリティクスは、そんなブログの通信簿のような存在。
最初は難しく感じるかもしれませんが、プラグインを使えば導入も簡単です。
