イヴォークに乗ってみたいけど、故障が気になって一歩踏み出せないのではないでしょうか?
この記事を読み終えるころには、「故障や不具合」の情報を事前に知ることができて、イヴォークを選ぶときの注意ポイントがわかります。
購入したあとに後悔しないように、最後までしっかりと読んでみてくださいね。
イヴォークに2台乗り継いだ経験をもとに、実際に起きた故障や不具合をリアルに解説します。
「どうしてもイヴォークが欲しい!」と検討している方は、乗り換えのガイド記事を読んでいただくことをオススメします。
>>レンジローバーイヴォークの中古車に乗り換えるための完全ガイド【必読】
レンジローバーイヴォーク経歴
- ランドローバー レンジローバーイヴォーク (2013年式から2015年式へ乗り換え)
- 型式:CBA-LV2A (2013年 /2015年)
- 初年度登録:2013年(H25)3月 → 2015年(H27) 3月
- グレード:プレステージ → ダイナミック
- 2台目からアイドリングストップ搭載車(サブバッテリー有)
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レンジローバーイヴォークはやっぱり故障が多いの?【リアルに語ります】
結論、国産車と比べると電装系の故障が多い印象です。
なぜなら実際に壊れているところは、ほぼ電装関係です。
そもそも環境の前提条件も違いますから、日本車と同じような感覚で欧州車を乗らないってことですね。
このあたりが「欧州車は壊れやすい」というイメージなのかと。
日本車なら、ほぼメンテナンスなしでも普通に走れますが、欧州車はそうもいきません。
使っている部品や、それぞれの耐久性にも違いがあります。
そこまで神経質になることはありませんが、日々の細かいメンテナンスが故障を防ぐために最善な方法です。
実際の故障したところ
現在、僕が乗っているイヴォークは『LV系の2015年式』です。
その前に乗っていたのは『LV系の2013年式』になります。
2台乗り継いで実際に故障や不具合があったところを紹介します。
①全方位カメラの故障 2013年式
イヴォークにはフロント・サイド・リアの全方位カメラが装着されています。
フロントバンパー2か所、サイドミラー2か所、リアハッチ1か所付いています。
2013年式では、右サイドミラーのカメラが突然映らなくなりました。
表示が【 × 】になって映らなくなりました。(※車の機嫌がいいときは映るというありがちな現象)
色々調べたらイヴォークにはよくある故障のようです。
コンピューターの設定かバージョンアップで直る場合と、配線自体を交換すると直る場合があるとのこと。
いずれにしろディーラーで点検しないといけません。
まぁ、致命的な故障ではないです。
最近の車に純正で搭載されているカメラや、アラウンドビュー機能などと比べると、かなり見づらいし画質も悪い。
特に夜は全く見えません。僕の車両だけなのでしょうか...。
②ドアラッチの故障 2015年式
運転席のドアラッチの故障がありました。
致命的な故障で鍵をかけようとすると『ドアが開いている』と認識されて
クラクションが2回鳴る上に、鍵がかかりませんでした、、、。
一応イモビライザーは作動しているので、鍵なしで開けようとすると警報は鳴ります。
何が一番不便だったのかというと、鍵をかける操作をするたびにクラクションが鳴ってすごくうるさかったことです。
鳴るのが分かってても、ついクセで鍵をかけようとしちゃうんですよね。
駐車場が家の前なのですごく近所迷惑になってました。
ディーラーで修理見積りをしたところ、費用はおおよそ6万円程度。
保証に入っていたので今回は無償修理でしたが、通常ならかなり痛い出費です。
③純正ナビの故障 2015年式
純正ナビの起動が遅くて何度か再起動してしまう現象。
エンジンかけてから画面にランドローバーのロゴマークが出るのですが、それを数回繰り返してます。
明らかに動作不良だなって感じがします。だからと言って使用できないわけではあありません。
現在も普通に使えています。
ちょっとその筋から聞いた話ですが、ナビの放熱性が良くないようで熱がこもってしまうとのこと。
それが原因で動作不良が起きてるのでは?という見解です。
ちなみに、走行してるとセンターコンソール(ナビ下付近)からの熱気がすごいです。
長距離乗っていると、太もものあたりがかなり暑くなります。
④純正地デジチューナーの故障 2015年式
書くの忘れてましたが、純正地デジチューナーの故障がすごく多いようです。
納車時に1回新品に交換してもらいましたが、1か月弱でまた壊れました。
特に車内でテレビを見ないので不便はないですが、前期モデル(2012~2013年式あたり)の純正地デジチューナーは生産は終了したとのことです。
壊れたら終わり?ってことでしょうかね?
症状としては「ナビ操作画面で地デジのボタンを押しても反応しない」です。
⑤パーキングディスタンスコントロールセンサー不良(PDC機能)※解決済み
イヴォークにはリアバンパーにセンサーが付いています。
ギアをバックに入れると障害物との距離を測って警告音を出す機能です。
これが壊れたわけですが、ギアをバックに入れたとたんに『ビー』という不快な音がなってます。
障害物があると認識しているようですね。
左の一個がダメになりました。まともにディーラーで直したら相当な金額が飛びます。
どうやら洗車したときに、高圧洗浄でとどめを刺したのかと。
センサー自体はネットで数千円で買えるようです。
リアバンパー外すのがちょっと面倒ですけど、センサーはカプラオンですので、自分でやってもそこまで大変な作業ではなさそうですね。
警告音はナビディスプレイ横の『P』ってボタン押せば解除できます。
が、バックに切り替えるたびに押さなきゃいけません。
※2021/8/20追記
これ解決しました!!
なんか気づいたらセンサー陥没してました(笑)
緩くなってガタついてたのが原因だったかも。
タイヤハウスから手が入ったので、しっかりはめて終了。
無事に解決しました。
⑥ブレーキダストがひどい(故障ではないですが)
やっぱりブレーキダストの汚れはひどいもんです(泣)
特にリアの汚れはけっこうなもの、、、
最近フロントは低ダストパッドに変えたんですが、想像以上にダストが少なくて驚いてます。
ちなみにローターは変えてません。
欧州車はブレーキパッド交換と同時にローター交換が必要って話ですけど、「まぁイケるっしょ」的なノリです。
今のところ特に効きが悪いとかはないですね。
リアもキーキー音がなりましたので交換しました。電子ブレーキ(EPB)なので解除が必要です。
電子ブレーキ(EPB) の解除方法は下記の記事で解説しています。
>>レンジローバーイヴォークのリアブレーキパッド交換【EPB解除方法も】
⑦ヘッドライト内部の結露 2013年式
ヘッドライト内部が曇ってしまう症状。
故障とまでは言いませんが、よくある症状で、ディーラーも分かっている様子。
上手くいけば交換対応もしてもらえるかもしれませんが、期待は薄。
除湿剤を入れて対策しているという方もいるようです。
リコール情報
ランドローバー公式ホームページには、「リコール情報」が掲載されています。
初代イヴォーク【平成25年12月13日~平成26年12月13日 】では、「トランスミッションコントロールモジュールの不具合」があります。
ギアがニュートラルから動かなくなるようです。怖い。
購入前には必ず確認しておきましょう。
まとめ
結論、国産車と比べると電装系の故障が多いのは事実です。
大きな故障よりも、小さな故障が多いと言ったほうが良いかもしれません。
ただし、致命的な故障はなく乗れています。
「故障ばっかりでダメじゃん」ってことはないですね。
イヴォークを買って後悔しないように、購入前にこの記事を思い出してください。
『欧州車なんか壊れるからダメだよ』って意見も多いですが、それ以上に「レンジローバーイヴォーク」という車に乗る価値があります。
どんな車でも壊れない車はないです。
イヴォークに乗ることで優雅にドライブできますし、みんなの注目の的になることは間違いありません。
イギリスの高級車に乗って優越感にひたりつつ、カーライフを楽しんでいきましょう!
今回の内容を一覧でまとめます。
実際に故障したところ
・全方位カメラの故障 2013年式
・ドアラッチの故障 2015年式
・純正ナビの故障 2015年式
・純正地デジチューナーの故障 2015年式
・ブレーキダストがひどい(故障ではないですが)
・ヘッドライト内部の結露 2013年式
※リコール情報もチェックする
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