こんな疑問に答えます。
ナオフミの経歴
- 元中古カー用品店店長で約10年の経験。現在もタイヤショップ勤務。
- 主にタイヤホイール部門にて作業や販売を行う。
- トータル5万本以上のタイヤ組み換えを経験。
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◆車の夏タイヤ交換時期はいつなの?
交換時期の判断基準は下記です。
・スリップサインが出た場合
・製造年数が5年以上経過している場合
詳しく解説していきますね。
① スリップサインが出た場合
スリップサインとはタイヤの使用限界値のことです。
タイヤ溝の一部盛り上がったところがスリップサインです。
タイヤ全体の4~9か所にあります。
接地面(トレッド部)の溝の深さが1.6㎜になると露出し、
こうなるとタイヤの排水性能が極端に低下するので、雨天時にはスリップしやすくなります。
ハイドロプレーニング現象にもつながるので要交換です。
また、スリップサインが露出しているタイヤで走行することは
道路交通法で禁止されていますので注意が必要ですね。
日常のメンテナンスの一環として確認してみてください。
② 製造年数が5年以上経過している場合
タイヤはゴムでできているので、必然的に劣化・硬化していきます。
よく真っ白に粉が吹いているタイヤがあるのですが、
あれは経年劣化でタイヤの油分が揮発して硬化している状態です。
そうなると柔軟性が失われているので、ブレーキ時やハンドリングにも影響が出ます。
5年経過で絶対交換ってわけではありませんが、一度ディーラーやお店で点検してもらうのがいいですね。
特にひび割れが起きているケースが多いので、自身で判断するよりもプロにお願いしたほうが安全安心に走行できると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。また次回の投稿で。
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